ヨガインストラクター養成YTT200は、ヨガインストラクター養成の基礎レベルであるヨガインストラクター養成YTT100修了者限定の講座です。
ヨガインストラクター養成YTT100を受講し、一定の基準を満たした方が参加できます。YTT100だけでも1つの完結した講座で、ヨガの初級クラスの指導が可能です。
しかし、ヨガ科学の全体を理解し、自信を持ってヨガを実践、またヨガインストラクターとしてヨガを教えるという点では、ヨガインストラクター養成YTT200まで受講することをお勧めしています。
ヨガインストラクター養成YTT200は、YTT100の続きとなりますが、全く違った多くの学びがあります。
ヨガインストラクター養成YTT100(Yoga Teacher Training 100)
ヨガインストラクター養成YTT100では、心(こころ)を中心としたヨガ、パタンジャリのヨガを学びました。
ヨガの歴史全体を考えたとき、様々な思想哲学がある中、やはりパタンジャリの教えというのは、すべてのヨガの中心です。
それは、ヨガインストラクターはもちろん、すべてのヨガ実践者が学ぶべき最も重要なものです。
そして、パタンジャリの教えの中心が、心(こころ)でした。
心とは何なのかが、理解できなければパタンジャリの教えも十分には理解できず、結局ヨガとは何なのかが分かりません。
したがって、ヨガインストラクター養成YTT100では、ヨガの中で最も重要なパタンジャリの教え、心とは何なのか、さらに心の作用とはなど、様々な角度から心について検討しました。
<心がわからなければ、ヨガはわからない!>
ヨガインストラクター養成YTT200(Yoga Teacher Training 200)
ヨガを指導する時、またヨガを実践するとき、ヨガインストラクター養成YTT100で学ぶパタンジャリの教えだけで十分かと言えば、残念ながらそうではありません。
特に今日のヨガを考えたとき、パタンジャリの教え(ラージャヨガ)とともに大切なのがハタヨガ(Hatha Yoga)です。
なぜハタヨガを学ぶことが大事なのかは、現在行われているヨガ、また一般のヨガ実践者が求めるヨガ(健康や美容など)を考えれば答えは自ずとでてきます。
現在、ラージャヨガとともにハタヨガを学ぶ重要性がますます高くなっています。
しかし、ハタヨガだけ学んでいては、本来のヨガ、もしくは本物のヨガが分かりません。
順番としては、まずはヨガにおいて最も重要なパタンジャリの教え(心を中心としたヨガ)を学び(YTT100)、次にハタヨガを学ぶこと(YTT200)でヨガの全体像が理解できるようになります。
@ラージャヨガ(YTT100)を学ぶ!
Aハタヨガ(YTT200)を学ぶ!
Bヨガ全体が理解できる!
ラージャヨガとハタヨガは、ヨガの両輪です。
ラージャヨガだけでも、ハタヨガだけでも十分ではありません。
ラージャヨガとハタヨガの両方を学ぶことが、ヨガを実践、そしてヨガインストラクターとしてヨガを教えるうえでとても大切です。
ヨガインストラクター養成YTT100とYTT200を修了することで、初級だけでなく経験者(中級、上級)レベルのヨガレッスンができるようになります。 さらにYTT200を学ぶことで、初級の方への指導も明らかに違ってきます。なぜならヨガの全体を理解した上で、ヨガを教えることができるようになるからです。
ヨガインストラクター養成YTT100を取得しただけでも、初級クラスの指導はできます。しかし、YTT200受講後には、ヨガインストラクターとしての指導の奥深さに変化が出てくるでしょう。 YTT200まで修了すれば、ほぼすべてのレベルのヨガレッスン(初級から上級)を担当することができます。
さらに、ヨガインストラクター養成YTT200を学ぶことで、あなた自身も”超美人(本物のヨギーニ)”としてより高いレベルへと進んでいくことができます。
ヨガインストラクター養成YTT100とYTT200について、座学の部分での大きな違いは、YTT100では心を中心として学びましたが、YTT200では、心というよりプラーナが主題となります。
プラーナに関連する項目がたくさん出てきます。
例えば、皆さんが聞いたこがあるものとして、チャクラ(Chakra)をしっかり学ぶことになります。
チャクラ(Chakra)については、その名称や場所だけでなく、それぞれのチャクラに対応するマントラや、その性質特徴、さらに内分泌系との関連を学びます。
チャクラをただ知っているだけでなく、十分な知識を身に付けるとともに、実際にヨガクラスでどう活かしていくのかまで、トータルで学んでいきます。実技面とも合わせて総合的にチャクラを学びます。
実技の項目では、ヨガインストラクター養成YTT100で学んだ基礎的なアーサナ(Asana)から、一歩進んで背骨をダイナミックに動かしていくアーサナグループを習得していきます。
難易度が高くなりますが、難しいものでも無理なくできる方法も含めて、1つのアーサナを様々なレベルで経験します。
そして、ヨガインストラクター養成YTT100では、それほど多くなかった、サポート(補助)やアジャスト(調整)の実習が増えてきます。
さらにYTT200では、アーサナだけでなく、ハタヨガとして最も重要な技術であるプラーナーヤーマ(Pranayama)を学びます。
プラーナーヤーマとは何か、プラーナーヤーマで最も重要なことなどの知識面、そして実技として、準備的なプラーナーヤーマ(Pre-Pranayama)から始め主要なプラーナーヤーマへと、様々なレベルのプラーナーヤーマの実習を行います。
一般的には、アーサナがヨガの技術として広まっており、アーサナがヨガであると思っている人も多いようです。しかし、アーサナは、単なるヨガの準備です。
プラーナーヤーマを習得することで、本当の意味でのヨガを経験することができます。
プラーナーヤーマにより、ヨガインストラクターとしては指導の幅が広がっていきます。
実践面で言えば、プラーナーヤーマを知らずして、ヨガを知ることはできません。それなくして、ヨガを経験することができません。
ヨガのすごさは、プラーナーヤーマにあると言っても過言ではありません!
そして、ヨガの最終段階の技術であるメディテーション(瞑想)について、ヨガインストラクター養成YTT100では、メディテーションを実践ヨガクラスで行っていました。 しかし、その理論までは学んでいませんでした。YTT200では実践だけでなく、メディテーションの理論についても学んでいきます。
結果として、ヨガインストラクター養成YTT200では、アーサナ、プラーナーヤーマ、そしてメディテーションまで、ヨガの重要な技術を総合的に学んでいきます。ヨガの全体を理解するとともに、ヨガの真髄へと進んでいきます。
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