一般的にヨガ(Yoga)と言えば、様々なポーズを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかし「ポーズをすることがヨガでしょうか?」
ヨガを趣味として行っている人、ヨガを教えている人など、今までヨガをやったことがある人なら、一度くらいは考えたことがあるのではないでしょうか。
本物のヨガとは何なのか?
結論から言えばポーズをやっているだけでは、それはヨガとは言えません。
ポーズはヨガではアーサナ(Asana)と呼ばれる技術で、ヨガ全体から言えばほんの一部分でしかないのです。
例えば、野球を考えてみましょう。キャッチボールをやっているだけで、野球をやっていると言えますか?
キャッチボールは野球の基礎で大切ではありますが、キャッチボールをやっているだけでは野球をやっているとは言えませんね。キャッチボールをやっているだけでは、野球のすばらしさは分かりません。
それと同じようにアーサナ、ポーズをやっているだけではヨガをやっているとは言えないのです。
アーサナ(ポーズ)をしているだけではヨガの本当の素晴らしさは絶対に分かりません!
残念ながら現在、アーサナをやっているだけでヨガをやっていると思い込んでいる人が多くいます。
それではヨガの良さが分かりません。
本物のヨガ、本来のヨガは、私たちの人生を大きく良い方向に導いてくれる素晴らしい科学なのです。
本物のヨガとは、何千年もの間受け継がれてきた伝統的なヨガで、その本質は身体ではなく”心”です。
本物のヨガとは心を中心としたヨガです!
ヨガインストラクターを目指す方が増えているようです。
ヨガインストラクターになるためには、アーサナ(ポーズ)だけを学んでもなれません。
やはり本物のヨガを学ばなければなりません。
本物のヨガをしっかり理解し、それを生徒の方に伝えることができる方だけがヨガインストラクターと言えます。
単にポーズ(アーサナ)を教えるだけではヨガインストラクターとは呼べません。
本物のヨガを学んでいる人からすると、単にポーズを教えているインストラクターは非常に表面的で薄っぺらく感じてしまいます。そこにはヨガの本質の理解がありません。
・単にポーズを教える”ポーズインストラクター”になるのか?
・本物のヨガを教えることができる”本物のヨガインストラクター”になるのか?
あなたはどちらを選びますか?
本物のヨガでは、「ヨガとは何か?」、「心とは何か?」、「心と体、そしてエネルギーの関係は?」といったヨガの本質的な内容をしっかり理解することが大切です。
ポーズのこと、身体(解剖学など)をいくら勉強しても、心、エネルギーのことがわからなければ、決してヨガはわかりません。ヨガを教えることはできません。
同じポーズ(アーサナ)を教えるにしても、ヨガの本質を理解した上で教えるのと、そうではない場合は、指導の仕方が全く違ってきます。さらに、その効果としても、ただポーズを指導した場合は、肉体的な心地よさはあるでしょうが、身体の奥(内面)からの気持ちよさを得ることは難しいでしょう。
これが単にポーズを教える”ポーズインストラクター”と”本物のヨガインストラクター”の違いです!
本物のヨガを実践すると、そんなに激しく体を動かしているわけではない(身体にやさしい)のに、表面的な部分だけでなく奥(心)からスッキリすることができます。
表面的な気持ちよさはすぐに消えますが、奥底(心)からのすっきり感はすぐに消えることはありません。表面的な部分をいくら整えても、それはすぐになくなり、また不快な状態となります。
しかし奥(心)から整えていくと、それはすぐになくなることがないので、内面がとどんどん綺麗になっていきます。
本物のヨガは、私たちの表面的な部分(身体)だけでなく奥深くの潜在部分(心)へアプローチするのです。
本物のヨガとは身も心も綺麗になるヨガなのです!
本物のヨガを続けていけば人生が良い方向へ自然に変化するのを感じることができます。
人生が勝手に好転していきます。
それが本物のヨガのすごいさです!
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